仕事とキャパシティ

仕事

フルタイムの仕事は一回職種を変えています。

それ以外にも様々なアルバイトをしました。

家庭教師・書店店員・デパート催事場・コールセンター ・タイ料理店のウェイトレス・秘書・外資系企業での事務・経理事務…

働くことは好きでした。

ですが、フルタイムの仕事と学業と国家資格の勉強の両立は約1年しか続きませんでした。

勉強も仕事もどちらも好きだったのに、どうして続かなかったのか自分でもずっと不思議でした。両立している人は珍しくないのに。

今なら、発達障害なので自分のキャパシティを超えていたのだとわかります。

そう、キャパシティが小さかったのです。それに加えて、私の生活には発達障害に由来する様々なハードルが日常的にありました。さらに、生育歴に由来する歪んだ認知が横たわっていました。

今の職場で鬱病を発症したのも、もちろん環境もよくなかったのだけれど、職務と家事を両方させようとしたからなのだとわかります。実家の親族も私のエネルギーを奪う一方でした。

金曜に仕事を終えて遊びに行く人は、私には宇宙人と言って悪ければ超人にみえました。週で一番疲れている時なのに一体どこからそんなエネルギーが湧いてくるのか、不思議でならないと同時にうらやましく思いました。

何しろ金曜日といえば、私は毎週ほうほうの体で部屋に帰って一人で休息していたのですから。

まして、仕事と家事と育児や介護を両立させているスーパーウーマンはただ尊敬するばかりです。

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